夏の里山 (2008年)
強い日差しを浴びて植物が勢いよく伸びてきました。
それぞれにみどり楽しむ昼下がり

スイカズラ(スイカズラ科)はよい香りがします。蜜もあります。
花は白から黄色に変わってゆきます。

ドクダミ(ドクダミ科)を見るとその臭いと薬効が思い出されますが、花も捨てたものではありません。

桜の若葉の下にいるとかすかな羽音が聞こえてきます。
葉柄に小さなこぶがあって蜜が溜まっているようで、
それを虫がなめに来るのではないかと思います。

シュロ(ヤシ科)は竜の舌のような花房を出し、それをだんだん開いてゆきます。

アジサイ(ユキノシタ科)は咲き始めがとくにきれいですね。

カジイチゴ(バラ科)の実はうまくていくらでもたべられそうです。

クワ(クワ科)の実は舌にちょっと毛がのこる感じがします。
すぐつぶれるので手で持ち帰ることはむつかしいです。

ウワミズザクラ(バラ科)の実は小鳥の好物で、果実酒を作るのによいそうです。

アヤメ(アヤメ科)は花びらの付け根に網目模様があり、白い筋の入るカキツバタと区別できます。

ニワゼキショウ(アヤメ科)が日当たりの良いところに咲いていました。
芝生に生えることも多いです。

ノイバラ(バラ科)は園芸種と違い、何も手をかけなくても小さいがきれいな花を咲かせます。

キツネノボタン(キンポウゲ科)は実に特徴があって覚えやすいです。

ナルコユリ(ユリ科)が風に揺れると雀を追い払う鳴子板のように鳴りそうですね。

オカトラノオ(サクラソウ科)の曲がり具合を見ると名前付けの妙を感じます。

ヤマユリ(ユリ科)が見事な花を咲かせました。
香りも強いです。