日時 |
2007年8月25日(土) 午前10時
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集合場所 | 奈良上自治会館 |
参加人員 | 約30名 |
講師 | 松香光夫先生(玉川大学) アシスタント 宮川真理子さん |
司会・進行 | 山田美那子さん |
フィールド | はらっぱ広場 |
配付・回覧資料 | (1) 昆虫各目の容姿と系統(翅のつきかたに注目した資料) (2) 里山公園で3年間に観察された生物リスト (3) (2)の写真リスト (4) 里山公園観察昆虫の代表的な種の入った標本箱 |
今日のフィールドでの観察では、同じ種類のバッタでも生れてすぐの小さいものや、かなり大きいものがいました。どうしてですか? | |
バッタの仲間は、幼虫と成虫の境がなく(不完全変態)小さい時から大体同じような身体付きで大きくなっていきます。 成育段階が違う個体が同じ場所に住んでいることもあります。 これらの個体は孵化の時期が違うものです。 今日沢山観察できたショウリョウバッタの場合、タマゴが産みつけられる時期は秋でこれが越冬して春〜夏に孵化します。 |
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はらっぱにはカミキリムシはいませんか? | |
小型のカミキリムシの仲間にははらっぱにいるものもいます。 カミキリムシの仲間は翅がきれいなものが多いですが、大顎で木をかじってだめにしてしまうので害虫扱いされています。 幼虫は鉄砲虫と呼ばれてます。 |
タマムシも害虫ですか? あんな綺麗な虫が害虫だとするとショックです。 | |
害虫と言って良いと思います。 ところで、タマムシの翅の色は翅自体に色があるのではなく、表面にあるこまかい凹凸で光を反射して出しているそうです。 見る角度によって色が変るので、あいまいな政策のことなどをタマムシ色と言ったりするんですね。 |
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